年子とワタシの生活ログ

2014年3月と2015年12月生まれの兄弟と暮らす日常を綴ります。

いっくんの目のこと〜③総合病院の眼科での診断〜

間が空いてしまいましたが、眼科での空しい受診から2週間後に、市の総合病院へ鼻息も荒く行ってきました。

 

ひーくん、いっくん連れなので実母がヘルパーとして同行してくれました。

 

11:50の予約だったので10分ほど前に到着してみると…待っている人がざっと見て20人以上。。。オーノー!!

皆さんご高齢で、白内障緑内障の手術の方もたくさんいたみたいで看護師さんが待合スペースを時計を持って歩き回りながら目薬を差しまくっていました。

これは長期戦や…!ゴクリ

と覚悟を決めたのですが、幸い40分押しくらいで名前を呼ばれました。それでも小一時間は待ったのでひーくんはグズグズ、実母が売店へ連れ出してくれたり置いてある絵本でなんとかごまかしてくれているうちに診察室へ!!

 

これまで、保健師さん、小児科の先生、眼科の先生に「見たことがない」なんて言われて不安でいっぱいだったのですが、さすがに市で1番大きな病院の先生だからか?、見た瞬間に、

Dr.「あーはいはい。これは〇〇〇〇〇腫瘍ですね。うんうん。」

ワタシ「え?あ、すぐ分かるものですか!?え?腫瘍ですか、結膜とかじゃなくて?」

Dr.「うん、これはデルモイドっていってね…」

 

必死で、デルモイド…デルモイド…と頭に叩き込みながら聞いた説明によると、

 

胎児がお腹の中で細胞分裂を繰り返して体を形成していくときには、DNAが設計図となってこの細胞は心臓に…この細胞は髪の毛に…と振り分けられており。デルモイドとは、本当は髪の毛とか、皮膚とか、脂肪とか、表面のどこかになる予定だった細胞がウッカリ違うところにくっついて残ってしまったものらしいのです。

 

ウッカリね!って先生が言ってちょっと笑ってしまいました。そして、あぁじゃあ見た目だけ違うだけなんだなぁと心から納得。

 

角膜を傷つけたり、視界を狭めたり、あるいは美容上(見た目)の問題でなんとかしたいってなった場合には切除手術だそうです。

 

見た感じでは視力の発達にも影響はなさそうだからまず問題はなさそうとのこと。ただし、まだいっくんが小さいので、しばらくは経過観察となりました。次回は3ヶ月後、生後半年経ってから。

 

 

とにかくひと安心です!!

手術が必要な事態にならないことを心から祈ります…

 

いっくんが大きくなっていくどこかで、自分の目にちょっと人と違うところがあるっていうことを自然に、大らかに受け入れられるような伝え方をできたらいいなと思います。

 

よくよく見ないと分からないことなので大げさかもしれないけど、子どもにとって「人と違う」ってことがものすごく特別で勇気のいる時期があると思うので。

 

 

みんなちがって、みんないい♡

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ということで、いっくんの目のことはここで一旦おしまい。

経過観察でのお話はまた記録していきたいと思います。