年子とワタシの生活ログ

2014年3月と2015年12月生まれの兄弟と暮らす日常を綴ります。

3歳からの今どき「外あそび」(前橋明)


表紙に書かれているあおり文句に興味をそそられます。母がこれは今読んどくといいんじゃない?と貸してくれました。母は元々子どもを外で遊ばせることが大好きなので、タイトルを見てすぐ手に取ったそうです。これでますますひーくんたちは大好きなばーばにお外に連れてってもらえるようになるでしょうw

 

『頭がよくて、人に好かれる子はみんなジャングルジムが大好き!

あっという間にパラパラと 読めます。難しいことは書いていませんが、改めて子どものあそびについて考えるいいキッカケになりました。

 

自分の子がどこまで歩けるか知っていますか?歩く量は体力の目安になるそうです。そして体力は子どもが子どもらしく生きる(思いきり遊んで、よく食べて、しっかり眠る)ための基礎能力。

 

例えばテレビを見る時間が長いと2次元の世界に慣れすぎてしまい、現実である3次元の距離感が取れなくなる。この空間認知能力を強めるにはジャングルジムあそびが最適。

 

あそびのゴールデンタイムとは、体温が1日で最も高くなる夕方15〜17時。(コレは母親が最も忙しい時間ですね… )ここでしっかり体を動かすことで生活リズムや体温が正常に整うとのこと。

 

架空の緊急事態、例えば鬼ごっこなどで子どもの脳は刺激されて自律神経の働きがよくなる。ドキドキハラハラの興奮は大脳を刺激して、同時に抑制することを体験して心をコントロールするチカラを身につけられる。

 

できないことはしたくないという意識が強い幼児期に「できる」ことを繰り返し、できるできる、もっとできる!で挑戦させる。つまずきを克服するには楽しさが一番、乗り越えることで自信を与えられる。

 

からだを動かすには、まずこころを動かす。ただ走れ!あそべ!と言ってもからだは動かない。あそびの中に感動できるような体験や発見があれば自然とからだは動く。道具やカタチにこだわらず、自然の中に散らばっている感動を子どもと楽しむ。

 

制約は居心地を悪くするが、安全を守るのは大人の責任。理由を伝えて、危ないからやらないではなく、危ないから約束を守ってあそぼうと話す。子どもが思いきりあそべるのは大人が整えた環境があってこそ!

 

運動貯金はできない!

 

オトナがめんどくさがったり真剣に考えることを疎かにしていては、子どもの一生を左右する大切な能力が備わらないんだな〜と思いました。昔だったら遊びといえば外にしかなくて、こんなこと改めて考えたりしなかっただろうけど、今は家の中、しかも一カ所にじっと座っていれば目の前で楽しませてくれるものがたくさんありますもんね・・・。

 

この本を読んだこともあり、昨日から我が家ではワタシとチビさんたちの午後のスケジュールを1時間早めることにしました。

これについては別記事で。